子育てにMAXBET

趣味打ちスロッカス新米母が息子に全ツッパするブログ

出産時の輸血とその後の話

私は今年4月に緊急帝王切開で出産をしたのですが

その際、2000mlを超える大出血を起こし、出産後に輸血をしています。

今日は輸血から3ヶ月が経過したので、感染症の検査をしてきました。

ドキドキ。

 

結果は、B型肝炎C型肝炎HIVも陰性、肝機能の問題?も無しとのことでした。

とりあえず一安心です。

 

 

ついでに、せっかくだから、輸血をしたときの思い出話でも。

 

予定日を過ぎても全然陣痛が来ない上に、息子が4000g越えの巨大児だったので

かくかくしかじかあって割と大変な出産となってしまい、最終的に緊急帝王切開をしまして

上記の通り、通常量だと1000ml程度のところ、2000mlを超える大出血を起こした訳です。

息子を取り出す際にできた裂傷と弛緩出血が主な原因だったようで

後々、「産後大出血」という診断名がつけられていたことを知りました。

宇宙大戦争」と同じ響きですね。

 

手術中、下半身のみ麻酔がかかっていたいた私はバッチリ意識を保っていましたが

特に意識が遠のくこともなく、自分が大量出血中とは露ほども思っていませんでした。

 

 

手術中の輸血は行われませんでした。

よくわからないのですが

大量出血するも、大丈夫いけるいける、との判断で、そのままお腹を塞がれ病室に帰されたようです。

よくわからなかったので看護師さんに詳細を聞いてみたら、体内の約半分の血液が流れ出てしまっても、代わりに水を流し込んで水分量を保っていれば大丈夫という話でした。

水でいいんかい、と思いましたね。

 

ただ、単純に血液が2倍希釈された結果、超重度の貧血になってしまったので

結局、産後2~3日経った頃に最低限の量を輸血することになりました。

 

超重度の貧血って人生初の体験だったんですけど、もうね、すごいんですよ。

膝から崩れ落ちそうになるくらい身体に力が入らないから立ち上がるのもやっとだし

冷たい飲み物が内臓を通っていくのがわかるときみたいに

立ち上がった瞬間、血液が一気に下に降りて、血の気が引いていくのがわかる!

視界もチカチカチカチカするので、まるで万華鏡の中にいるみたいな感覚でした。

寝てたら寝てたで、様子を見に来るお医者さん全員に「顔真っ白ですね~(笑)」と言われ続けます。

 

 

で、人生初の輸血です。

感染症こわい、やりたくない、自力で血増やせるもん」と、思いっきり逃げの姿勢だったのですが

「今のままじゃいつぶっ倒れるかわからないし、輸血しないと入院かなり長引くよ」

とお医者さんに説得され、その後の生活のことも考えて、泣く泣く血管を明け渡すことに。

 

最初の一滴が滴り落ちるときの緊張感ったら!

他人の血液が自分の体内に入ってきて、もう取り除けないんだぞ……と思うと

当社比、帝王切開のはじめのメスが入る瞬間よりもヒリつきました。

緊急帝王切開だったから、自己血の用意も無かったんですよね。

 

輸血自体は特にトラブルもなく終わり、さすがに効果もテキメンで

当初の予定通りの日に息子と一緒に退院することができました。

 

 

 

という感じで、無事体調は回復したのですが、やっぱり心配なのは輸血による感染症です。

まぁ、確率としては数十万分の一くらいらしいので、たぶん大丈夫だとは思います。

スロットのフラグだったとしたら絶対引けないし。

 

でも、0ではない以上、不安は拭えないので

今後も定期的に検査をして経過観察していく予定になっています。

C型肝炎なんかは輸血から1年後に発覚することもあったりすると主治医に脅されたので……。

 

このまま陰性が続きますように!